2007年 9月の記事一覧
«Prev1Next»
07年09月27日 14時24分24秒
Posted by: marutahoumuj
福田内閣の支持率は、57,5%だという。
発足直後の支持率としては、小泉内閣、細川内閣、安倍内閣につぎ、4番目だという。
この支持率の高さは何を意味しているのか。
参議院選の敗退は、安倍内閣に対するノーであって、自民党に対するノーではなかった
のではないのか。
国民は、自民党に対しては、いわばお仕置き程度の感覚しかなかったのではないか。
政治と金の問題は、自民党だけの問題ではなく、全ての政党の問題であるし、年金の問題
も弛んだ公務員の意識の問題であって、政党の問題ではないともいえる。
テロ特措法の延長問題についても、世論は延長賛成派が多かったという。
さあ、福田さんと小沢さんのお手並み拝見といこう。
発足直後の支持率としては、小泉内閣、細川内閣、安倍内閣につぎ、4番目だという。
この支持率の高さは何を意味しているのか。
参議院選の敗退は、安倍内閣に対するノーであって、自民党に対するノーではなかった
のではないのか。
国民は、自民党に対しては、いわばお仕置き程度の感覚しかなかったのではないか。
政治と金の問題は、自民党だけの問題ではなく、全ての政党の問題であるし、年金の問題
も弛んだ公務員の意識の問題であって、政党の問題ではないともいえる。
テロ特措法の延長問題についても、世論は延長賛成派が多かったという。
さあ、福田さんと小沢さんのお手並み拝見といこう。
07年09月21日 13時54分25秒
Posted by: marutahoumuj
近事片々:責任の取り方
「冷えたピザ」(小渕元首相)をもじって、フクダは「生温かいピザ」(英フィナンシャル・タイムズ紙)。オザワは「羊の顔をしたオオカミ」(独シュピーゲル誌)。外国メディアは辛らつだ。おーい、アソウへの決め言葉も待ってるぞ。
◇
わが国で絶滅にひんする「責任の取り方」。
●政治家はポストにしがみつくか、もしくは突然放り投げる。
●警察は民間では通用しない大アマ処分。
けじめをつける慣習はかろうじてプロ野球監督に命脈を保つ。
◇
恥ずかしながら「国連安保理でしゃい決議」と聞き「謝意」を連想できなかった。漢字を見るまでシャイとは何だ? 内気に思いあぐねていた(毎日新聞 2007年9月21日)。
* 責任のとり方は、時に難しい場合がある。責任のとり方によっては、その人に対する信頼を一挙に喪失せしめることがあるからだ。我々士業の場合でも多かれ少なかれ同じことである。
「冷えたピザ」(小渕元首相)をもじって、フクダは「生温かいピザ」(英フィナンシャル・タイムズ紙)。オザワは「羊の顔をしたオオカミ」(独シュピーゲル誌)。外国メディアは辛らつだ。おーい、アソウへの決め言葉も待ってるぞ。
◇
わが国で絶滅にひんする「責任の取り方」。
●政治家はポストにしがみつくか、もしくは突然放り投げる。
●警察は民間では通用しない大アマ処分。
けじめをつける慣習はかろうじてプロ野球監督に命脈を保つ。
◇
恥ずかしながら「国連安保理でしゃい決議」と聞き「謝意」を連想できなかった。漢字を見るまでシャイとは何だ? 内気に思いあぐねていた(毎日新聞 2007年9月21日)。
* 責任のとり方は、時に難しい場合がある。責任のとり方によっては、その人に対する信頼を一挙に喪失せしめることがあるからだ。我々士業の場合でも多かれ少なかれ同じことである。
07年09月18日 11時46分53秒
Posted by: marutahoumuj
福田氏に負けると分かっていながら、総裁選に立候補した麻生幹事長。
私が立候補しないで、福田氏が無投票当選ということになれば、派閥・根回し
による当選であり、旧態依然とした総裁選びということで、国民の信頼回復には
程遠い、というような趣旨のことをチラッと述べていたような気がする。
負けるのを覚悟で立候補した麻生氏。
自民党を救うための捨て身の姿勢。
お陰で、福田氏の政策面も明らかになった。
麻生氏の行動は、ピエロのようでもある。
しかし、自分の政治理念を貫くための男らしい行動と評したい。
私が立候補しないで、福田氏が無投票当選ということになれば、派閥・根回し
による当選であり、旧態依然とした総裁選びということで、国民の信頼回復には
程遠い、というような趣旨のことをチラッと述べていたような気がする。
負けるのを覚悟で立候補した麻生氏。
自民党を救うための捨て身の姿勢。
お陰で、福田氏の政策面も明らかになった。
麻生氏の行動は、ピエロのようでもある。
しかし、自分の政治理念を貫くための男らしい行動と評したい。
07年09月13日 16時55分40秒
Posted by: marutahoumuj
憂楽帳:数値目標
評論家の岡田斗司夫さんが書いた「いつまでもデブと思うなよ」(新潮新書)が爆発的なベストセラーになっている。117キロあった体重を1年で50キロも減らしたというから、「一体、どんなことをしたのだろう」と、読まずにはいられなくなった。
方法はいたって単純だった。1日に食べる量を1500キロカロリー分までと決め、ひたすら実行した。単純だが、この目標設定が重要だ。「1年で50キロ減」では無理だっただろう。結果ではなく手段に数値目標を付けたのがミソだ。
アジア・太平洋地域の21カ国が合意した温暖化防止の数値目標も似たところがある。「X年後に温室効果ガスをY%削減」ではなく、省エネや森林拡張といった手段に数値目標を定めた。
次の問題はいかにきちんと実行するかだ。岡田さんは毎日、食べたカロリー量と時刻を記録し、目標を守れているか点検した。この点検作業が成功のカギを握るという。個人の減量と複雑な温室効果ガス削減はもちろん違う。でも、目標を掲げるだけでは数字が減らない点は同じだ(毎日新聞 2007年9月13日)。
* 目標の設定は、何をやるにしても必要だ。例えば、人事制度における評価シートにおいても、目標の設定がなければ、目標達成度を評価することはできない。そして、目標を設定したら、それを実行できるかがカギを握る。
評論家の岡田斗司夫さんが書いた「いつまでもデブと思うなよ」(新潮新書)が爆発的なベストセラーになっている。117キロあった体重を1年で50キロも減らしたというから、「一体、どんなことをしたのだろう」と、読まずにはいられなくなった。
方法はいたって単純だった。1日に食べる量を1500キロカロリー分までと決め、ひたすら実行した。単純だが、この目標設定が重要だ。「1年で50キロ減」では無理だっただろう。結果ではなく手段に数値目標を付けたのがミソだ。
アジア・太平洋地域の21カ国が合意した温暖化防止の数値目標も似たところがある。「X年後に温室効果ガスをY%削減」ではなく、省エネや森林拡張といった手段に数値目標を定めた。
次の問題はいかにきちんと実行するかだ。岡田さんは毎日、食べたカロリー量と時刻を記録し、目標を守れているか点検した。この点検作業が成功のカギを握るという。個人の減量と複雑な温室効果ガス削減はもちろん違う。でも、目標を掲げるだけでは数字が減らない点は同じだ(毎日新聞 2007年9月13日)。
* 目標の設定は、何をやるにしても必要だ。例えば、人事制度における評価シートにおいても、目標の設定がなければ、目標達成度を評価することはできない。そして、目標を設定したら、それを実行できるかがカギを握る。
«Prev1Next»