【労働関係】カテゴリ内記事一覧
新着記事
- 2007年07月04日 外国人実習生で人件費を節減してどうするの
厚生労働省は、3日までに、外国人研修・技能実習制度で実習生を受け入れている事業所に対する監督指導結果をまとめた。 06年に労働基準法や労働安全衛生法などへの違反件数は、前年比約65%増の1209件に上り、実習生が低コストの労働者として酷使されている実...
- 2007年07月03日 代替勤務者の確保と時季変更権の適法な行使
事案は、「Xは、テレビ中継回線の運用・保全等を行うYの職員である。昭和53年9月11日、第一整備課に勤務するXは、同月16日(土)につき年次休暇の時季指定をしたが、同課課長は業務に支障が生ずるとして時季変更権を行使した。しかし、Xは当日欠務したため、Yは...
- 2007年07月02日 組合の企業施設利用拒否は不当労働行為か
事案は、「Y会社は、都内大田区池上の本社工場のほか、川崎等に工場を有する従業員約1300人の株式会社であり、電機労連傘下の企業内組合があった。会社は、組合が毎回出す工場食堂使用許可願は拒否していたが、某日組合副執行委員長で川崎工場勤務のAは、社外での電機労...
- 2007年06月30日 不当労働行為における使用者の範囲
事案は、「Yは飲食店営業を目的とする会社であり、キャバレーY1を経営している。Y1で演奏する楽団の一員であったX1は、その楽団の解散に伴い、Yから新たな楽団編成・演奏の依頼を受け、8人編成のX1バンドを作り、昭和44年6月からY1でダンス音楽の演奏をして...
- 2007年06月29日 ストライキ不参加労働者の賃金請求権・休業手当
事案は、「Xらは、Y航空会社の日本支社従業員であり、その従業員らで組織する労働組合に所属し、本件ストライキ当時は大阪、沖縄の各営業所に勤務していた。組合は、羽田地区におけるY社従業員と派遣会社の派遣する下請従業員との混用を職業安定法44条に違反すると主張...
- 2007年06月27日 計画残業に反対する少数組合員の残業からの除外と不当労働行為
事案は、「日産自動車(以下会社という)が、プリンス自工を吸収合併した際、全金プリンス自工支部(以下支部という)は日産労組に統合されたが、一部組合員は支部を存続させたので、二労組が併存することになった。合併後旧プリンス工場に「日産型交替制」と「計画残業」が...
- 2007年06月26日 出張・外勤拒否闘争と賃金支払義務
事案は、「Xら21名は、Y会社の従業員であり、これをもって組織する訴外労働組合の組合員である。昭和48年1月30日、右組合はYに対し、2月1日以降出張・外勤拒否等の闘争に入る旨を通告。対するにYは同月5日から14日までの間、Xらに出張・外勤を文書で命じた...
- 2007年06月25日 生理休暇の取得と精皆勤手当
事案は、「Xら4名は、Y会社における女子従業員で、Yの従業員組合Aの組合員でもあるが、昭和46年11月に生理休暇を2日取得したところ、精皆勤手当の算定に際して欠勤扱いとされ同月分の同手当が1000円しか支給されなかったため、本来5000円の手当受給権がある...
- 2007年06月23日 在籍出向者に対する復帰命令に労働者の同意が必要か
事案は、「Y1会社と訴外A会社は、両者の核燃料部門をそれぞれ分離・併合し、Y2会社を設立した。Y1会社はこの新会社設立に伴い、原子力部門の物的施設をY2会社に譲渡あるいは賃貸し、同部門の全労働者151名を自社に在籍したまま休職の形でY2会社に出向させた。な...
- 2007年06月22日 個別労働紛争解決制度2
前回の続きです。 前回述べた労働基準監督署・労働局等によるいわば行政型ADRや司法型ADR(調停)の制度は、解決案に対し強制力がないため、当事者同士での任意の話合いが成立しなければ、紛争の解決に結びつかないという指摘がなされていました。 一方、個別労働...
人気記事ランキング
-
2007年09月22 何をしたら懲戒解雇されるか(19363)
-
2007年05月08 試行雇用契約と試用期間の違い(17993)
-
2007年08月01 スカウト行為と職安法にいう「職業紹介」(12161)
-
2007年07月10 ポスト・ノーティス命令と憲法19条(10197)
-
2007年09月05 業務請負(委託)と労働者派遣の違い(9524)
-
2007年07月05 脱退・別組合への加入とユニオン・ショップ協定の効力(9361)
-
2007年07月06 チェック・オフの廃止と支配介入(8930)
-
2007年05月25 休職期間満了と雇用契約の終了(7850)
-
2007年06月26 出張・外勤拒否闘争と賃金支払義務(7559)
-
2007年06月15 計画年休と時季変更権(7432)
-
2007年08月20 疾病を理由とする自宅待機命令期間中の労働者の賃金請求権(7313)
-
2007年05月15 就業規則の変更による定年延長と賃金減額の合理性(6250)
-
2007年09月04 出向と労働者派遣の違い(5979)
-
2007年08月14 労災保険特別支給金を被災労働者の損害額から控除することの可否(5873)
-
2007年06月14 リボン闘争と懲戒処分(5841)
-
2007年07月31 歩合給と時間外・深夜割増手当(5533)
-
2007年08月16 労災保険特別加入制度と中小事業主(5501)
-
2007年06月27 計画残業に反対する少数組合員の残業からの除外と不当労働行為(5304)
-
2007年11月13 退職の二つの意味(5267)
-
2007年06月25 生理休暇の取得と精皆勤手当(5090)
-
2007年09月03 異動(配転・出張・出向・転籍)と労働者の同意の必要性(4852)
-
2007年11月14 期間雇用者の雇止めを巡る紛争防止(4747)
-
2007年06月29 ストライキ不参加労働者の賃金請求権・休業手当(4614)
-
2007年07月17 賃金差別と労働組合法27条2項の「継続する行為」(4560)
-
2007年06月18 労災保険給付と慰謝料の関係(4454)
-
2007年07月26 火山灰の除去作業を命ずる業務命令の違法性(4380)
-
2007年08月09 労災保険審査請求手続の遅延と取消訴訟(4376)
-
2007年07月11 チェンソー業務と安全配慮義務(4373)
-
2007年05月09 試用期間終了直前の本採用拒否の可否(4128)
-
2007年09月07 派遣労働者への残業命令は可能か(4099)