2011年 2月の記事一覧
«Prev1Next»
5年前(2006年)、東京都西東京市の小学校に赴任した女性教師(当時25歳)が半年後に亡くなった(自殺)事件。
赴任直後から、保護者対応・学級運営のトラブルが続いて7月に「うつ病」の診断を受けていた・・・。
両親が「過重な職務・ストレスが原因」として行った公務災害申請に対して、2月18日、地方公務員災害補償基金都支部から『審査の結果、公務外の災害と認定・・・』の通知書が届いた。
専門医の2通の意見書:
・都支部が委嘱した医師ー職務の過重負担とうつ病発症に「明らかな因果関係があった」として、仕事が質的に重すぎた可能性、心の健康に関する職場の配慮が不十分だったと指摘。
・基金本部が委嘱した医師ー時間外勤務の少なさなどにより「因果関係はないと考えられる」。
→ 都支部は前者を「無視」して後者の見解に沿った結論を出した(審査期間3年)。
代理人・川人博弁護士ー「あまりに非科学的・・・」と。
今後は再審査請求~使用者の安全配慮義務違反も含めての「裁判」へと進む・・・? 注視していきたい。
2010年4月25日、多角経営失敗により破綻し全従業員(31人)に解雇通告した横手観光タクシー(当時)。
解雇を通告された後、5月10日には28人で労働組合結成ーー国の立替払い制度利用で退職金+未払い賃金の80%(3400万円)を確保。
また、解雇通告当日、後の労組委員長は「タクシー営業を引き継ぎたい」旨、社長に伝えるも「会社の借金を全部引き受けるなら」。破産管財人も「不可能」。-運輸局に問い合わせると「のれん(営業権)は車両についているもので売買出来ないが、車両があれば可能」との回答。
営業権がついている車両があれば引継ぎ可能!が活路に。
破産整理が開始され、社長は従業員の「やる気」を認めて廃業届でなく休止届(有効期間1年)を提出。車両処理で残ったリース契約のない4台(営業権付き)を管財人から譲り受けることが出来て、本年1月31日付けで事業認可。
新会社『よこてタクシー』は、総勢13人(社長、乗務員11人、事務1人、平均年齢57歳)で、女性が2人。営業車9台(福祉大型タクシー1台)、資本金100万円でこの3月13日(日曜日)発車した。
何ごとも簡単にあきらめるな!を肝に銘じて置こう・・・。
解雇を通告された後、5月10日には28人で労働組合結成ーー国の立替払い制度利用で退職金+未払い賃金の80%(3400万円)を確保。
また、解雇通告当日、後の労組委員長は「タクシー営業を引き継ぎたい」旨、社長に伝えるも「会社の借金を全部引き受けるなら」。破産管財人も「不可能」。-運輸局に問い合わせると「のれん(営業権)は車両についているもので売買出来ないが、車両があれば可能」との回答。
営業権がついている車両があれば引継ぎ可能!が活路に。
破産整理が開始され、社長は従業員の「やる気」を認めて廃業届でなく休止届(有効期間1年)を提出。車両処理で残ったリース契約のない4台(営業権付き)を管財人から譲り受けることが出来て、本年1月31日付けで事業認可。
新会社『よこてタクシー』は、総勢13人(社長、乗務員11人、事務1人、平均年齢57歳)で、女性が2人。営業車9台(福祉大型タクシー1台)、資本金100万円でこの3月13日(日曜日)発車した。
何ごとも簡単にあきらめるな!を肝に銘じて置こう・・・。
日本郵政の郵便事業会社(JP日本郵便)が、昨年夏の「ゆうパック」統合等で抱えた巨額赤字を理由に、非正規社員の「雇止め」(数千人規模)を実施すると云う。
3月末に切れる契約を更新しない「雇止め」で、配達・仕分け業務の非正規社員に対し、希望退職の募集・配置転換の打診を行い、2月下旬から契約打ち切りの通告を開始するとのこと・・。
菅総理ーこの件も知らんぷり、黙認、我関せず・・ですか?
3月末に切れる契約を更新しない「雇止め」で、配達・仕分け業務の非正規社員に対し、希望退職の募集・配置転換の打診を行い、2月下旬から契約打ち切りの通告を開始するとのこと・・。
菅総理ーこの件も知らんぷり、黙認、我関せず・・ですか?
整理解雇進行中の日本航空の日航乗員組合と日航キャビンクルーユニオン(CCU)2労組は2月2日、国際労働機関(ILO)に国際労働基準違反の申し立てを行った。
今回の整理解雇が、日本政府が批准しているILO第87号条約(結社の自由及び団結権保護条約)、ILO第98号条約(団結権及び団体交渉権条約)に違反する根拠として
・組合所属による差別待遇 ・組合との真摯な協議の欠如 ・争議権に対する不当労働行為 を挙げている。
今回の整理解雇が、日本政府が批准しているILO第87号条約(結社の自由及び団結権保護条約)、ILO第98号条約(団結権及び団体交渉権条約)に違反する根拠として
・組合所属による差別待遇 ・組合との真摯な協議の欠如 ・争議権に対する不当労働行為 を挙げている。
会社更生手続き中の日本航空の子会社ジャルエクスプレス(JEX)が1月31日、養成パイロット候補6名の内定を一方的に解約。(内定者計26人のうち20人はJEXの要請を受けて内定辞退。)
<経過> 2009年10月 採用内定26人(2010年下期入社予定)
2010年4月1日 日航グループ入社式に出席
※ その後、日航の更生計画策定→グループ内のパイロット養成凍結
2010年8月 JEXは内定者に「採用見送り」を説明
一時金(最大100万円支給)支給等の条件で内定辞退を提示
2011年1月31日 JEXが一方的に内定解約(一時金支給を予定)
今後の経過を注視すべし! (H)
<経過> 2009年10月 採用内定26人(2010年下期入社予定)
2010年4月1日 日航グループ入社式に出席
※ その後、日航の更生計画策定→グループ内のパイロット養成凍結
2010年8月 JEXは内定者に「採用見送り」を説明
一時金(最大100万円支給)支給等の条件で内定辞退を提示
2011年1月31日 JEXが一方的に内定解約(一時金支給を予定)
今後の経過を注視すべし! (H)
«Prev1Next»