新規助成金や既存助成金の改定情報が飛び交う時期でもあります。
投稿日:2016年02月23日火曜日 09時51分07秒
投稿者:中谷社会保険労務士事務所 カテゴリー: General
今年も“年度末”が近づいて来ました。
実は、この時期は、
新規助成金や既存助成金の改定情報が飛び交う時期でもあります。
まずは、人気のキャリアアップ助成金ですが、
正規雇用等転換コースの増額が発表されています。
特に目立つのが
有期雇用労働者を正社員に転換した場合の助成額が、
中小企業は従来のひとり当たり50万円が60万円に増額。
大企業も従来の40万円が45万円に変更されています。
何と言ってもこの助成金は、
1年度1事業所あたり15名まで対象になる
ドル箱助成金のひとつですので注目です。
中小企業両立支援助成金の代替要員確保コースも、
ボリュームアップしています。
育休取得者の代替要員を確保して、
3ヶ月以上の育休を利用した労働者を
原職に復帰させた事業主に支給される助成金ですが、
この助成金が出来た当初は、
1人15万円のささやかな助成金でした。
その後、1人30万円に増額されていましたが、
何と4月1日からは、1人50万円に増額となりました。
また従来、1企業当たり対象者1人のみに実施されていた
育休復帰支援プランコースは、
正社員1人と期間雇用者1人の二人まで
利用できるようになりました。
その結果、最大120万円の助成を受けられる制度となりました。
平成28年度予算案における新設助成金としては、
出生時両立支援助成金(仮称)、
介護支援取組助成金(仮称)などが予定されています。
前者は、男性労働者に、
5日以上の育児休業をさせた中小企業に1人目60万円、
14日以上の育児休業をさせて大企業に1人目30万円、
2人目以降それぞれ各15万円が支給されます。
後者については、
労働者の仕事と介護の両立に関する取り組みを行った事業主に、
1企業1回のみ60万円が支給されます。
当事務所は、助成金確保の為の、
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