今年も“年度末”が近づいて来ました。

実は、この時期は、
新規助成金や既存助成金の改定情報が飛び交う時期でもあります。

まずは、人気のキャリアアップ助成金ですが、

正規雇用等転換コースの増額が発表されています。

特に目立つのが
有期雇用労働者を正社員に転換した場合の助成額が、
中小企業は従来のひとり当たり50
万円が60万円に増額。

大企業も従来の
40万円が45万円に変更されています。

何と言ってもこの助成金は、

1年度1事業所あたり15名まで対象になる
ドル箱助成金のひとつですので注目です。

中小企業両立支援助成金の代替要員確保コースも、
ボリュームアップしています。

育休取得者の代替要員を確保して、
3
ヶ月以上の育休を利用した労働者を
原職に復帰させた事業主に支給される助成金ですが、

この助成金が出来た当初は、
115万円のささやかな助成金でした。

その後、
130万円に増額されていましたが、
何と
41日からは、150万円に増額となりました。

また従来、1企業当たり対象者1人のみに実施されていた
育休復帰支援プランコースは、

正社員
1人と期間雇用者1人の二人まで
利用できるようになりました。

その結果、最大
120万円の助成を受けられる制度となりました。

平成28年度予算案における新設助成金としては、

出生時両立支援助成金(仮称)、

介護支援取組助成金(仮称)などが予定されています。

前者は、男性労働者に、
5日以上の育児休業をさせた中小企業に1人目60万円、

14日以上の育児休業をさせて大企業に1人目30万円、

2人目以降それぞれ各15万円が支給されます。

後者については、
労働者の仕事と介護の両立に関する取り組みを行った事業主に、
1
企業1回のみ60万円が支給されます。

当事務所は、助成金確保の為の、
“無料ヒアリングサービス”を実施しています。

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