11月に入り、紅葉の便りも、頻繁に届くようになりました。

あと10日もすると、九州でも紅葉の見頃を迎えると思うと楽しみですね。

そんな中、北九州市に於いてもマイナンバーの通知が始まりました。

当事務所では10月中、
顧問先様へのマイナンバー研修を、連日実施して来ました。

あと少しで一巡するところまで来ましたので、
何とか間に合ったと胸を撫で下ろしているところです。

さて、鳴り物入りで始まったマイナンバー制度ですが、
今後どのような変化を社会にもたらすのでしょうか。

行政機関の多くがマイナンバーで紐付される事で、
多くの申請手続きの際、住民票や課税証明等の添付が不要になり、
国民の利便性が向上することは、よく言われる所です。

近い将来、
金融機関の顧客情報、病院などの健康情報、警察署所管の運転免許証情報なども
紐付されると言われています。

タンス預金が増えるのではないか、
個人情報の全てを国に管理され、
税金を厳しく取り立てられるのではないか等との話もありますが、
良い事も起こりそうです。

現代人の財布には、
多くのカードの収納スペースが用意されています。

私なども、
どのカードをどのスペースに入れておくべきか時々悩まされます。

もしも、マイナンバーカードを携帯することで、
運転免許証や健康保険証、印鑑登録証等の携帯が不要になれば、
財布もかなりすっきりするのではないでしょうか。

将来の年金受給に対する不信をくちにする若い人たちも、
ご自分の年金受給額がチェックできるよう乃なれば、
少し考えも変わるのではないでしょうか。

60
歳を迎えて
年金の裁定請求することも簡単になるようです。

そして、あらゆる手続きがインターネットを通して可能になる、
電子政府の実現もまんざら嘘ではない様です。

マイナンバーの導入で、時代は大きく動こうとしています。

しっかりアンテナを張って、活用して行きたいものです。