昨年はアベノミクス効果で、
出口が無いかに見えた、
デフレ色からの転換がもたらされた年でした。

実は助成金に付いても政治の意図を踏まえ、
話題の多い年でした。

日本再生事業に基づく各種助成金、
若者チャレンジ奨励金、
キャリアアップ助成金、
業務改善助成金、
雇用改善助成金
など話題の助成金が目白押しでした。

おかげさまで当所に於きましても、
多くの事業所様の助成金申請を手掛ける事が出来ました。

中には、予算2500万円までの県の委託事業などもあり、
大いに喜んで頂きました。

しかしながら、
日本再生育成事業に伴い、
非正規労働者の育成に力点を置いた、
雇用労働者育成支援助成金は、
夏を待たず予算を消化してしまいました。

又、月額奨励金15万円と言う事で、
鳴り物入りで登場した若者チャレンジ奨励金についても、
秋口には新規の受付を終了しました。

さらに、当所にも多くのご依頼を頂いた業務改善助成金も、
年末を待たず受付終了となりました。

助成金に付きましては、
厚労省の担当者がいろいろな工夫をして実施しています。

例年、人気のある、
つまり旨みのある助成金は、
早い時期に予算を達成し締め切られます。

残念ながら今年も、
申請準備の段階で受付終了となったケースが、
数件発生してしまいました。

やはり、助成金の受給に付いては、
的確な情報収集とタイムリーな申請が重要と言う事だと思います。

さて早くも、来年度の助成金に付いては、
新設される助成金、
廃止される助成金、
拡張される助成金などのウワサが囁かれています。

当所といたしましては、
今後ともしっかりアンテナを張って、
出来るだけ多くの事業主様へ助成金情報をお伝えし、
喜んで頂きたいと考えて居ります。