2013年 1月の記事一覧

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13年01月19日 18時18分49秒
Posted by: kitakyushu
先般、北九州商工会議所の賀詞交歓会に行ってまいりました。

小川知事、麻生前知事、北橋市長などの来賓に加え、
ご活躍の1000社近くの幹部が集まり、盛大なものでした。

その折、ある社長さんから質問を受け、
改めて対応を検討しておく必要を感じたことがあります。

本年4月から希望者全員の65歳までの雇用を義務付けた、
改正高年齢者雇用安定法が施行されます。

それに加え、改正労働契約法のポイントの一つである、
有期労働契約の無期労働契約への転換制度が同じく4月から施行されます。

この制度は、有期雇用契約を繰り返して、
その期間が5年を超えた場合、

労働者の申し出があれば、
無期雇用契約に切り替える事を義務付けています。

その社長の会社では、
すでに超高齢者に対する雇用延長制度を設けており、
80歳を超える労働者も居るそうです。

60歳で定年以降は、有期雇用契約を結んでいます。

しかし、4月以降は、
60歳で定年し有期雇用で再雇用した労働者が65歳を迎えると、
次は無期の労働契約を結ぶ事に成ります。

有期雇用労働者の地位の向上のための制度ですが、

企業によっては、無期雇用への転換を嫌がり、
5年を超える有期雇用の延長を避けるケースが考えられます。

無期雇用への転換制度の適用者への再定年制度を設けるとか、
解雇・退職の制度を適用するとか、

処遇を含め企業には新たな制度の検討が求められます。

一方で、労働者人口はこの10年で400万人減少すると言うデータがあります。

いずれにせよ、経営者の頭を悩ます問題ですが、
一層の知恵を出す努力が求められていると思います。
13年01月02日 10時38分07秒
Posted by: kitakyushu
明けましておめでとうございます。

昨年末よりアベノミクスへの期待で株価も上昇し、久しぶりの円安基調の中、デフレ脱却・景気回復の兆しが見えて居ります。

中小企業に取りましても、今年こそは、良い年になる事を願わずにはおられません。

その様な中、当事務所と致しましては、御社の業績に直結する、次の業務を重点的に進めて行きたいと考えて居ります。

◇効果的各種助成金申請代行

◇社会保険料節減39の対策
 
◇高年齢者雇用確保法対策

◇リスク回避型就業規則の作成
 
◇未払残業代・潜在リスク回避対策

制度を整えるだけで受取れる助成金もあります。
助成金は返済のいらない事業資金です。受取れる物は受取りましょう。

平成16年から昨年までで、厚生年金の保険料負担が、給与1億円当たり318万円増えているのをご存知ですか。

今後5年で、その負担は更に153万円増える事が決定しています。

同時に健康保険料負担も毎年増額されています。

社会保険料負担の軽減は経営上の重要項目だと思います。

今年の4月からは、就業希望者全員の、65歳までの雇用延長が義務化されます。

高年齢者の適正賃金設計、多様な就業制度の構築は喫緊の課題です。

メンタル発症者への対応、合同労組の介入等々、従来とは異なるリスクが経営者を脅かしています。

そのような時、まず、取上げられるのが就業規則です。

その内容次第で傷は何倍にもなります。早急に見直したいものです。

借入金に対する過払い金の返還請求が落ち着いてきた現在、
次に取り上げられるのが、未払残業代の返還訴訟です。

生業にする弁護士・司法書士も増えています。

無防備な企業に勝ち目はありません。対策を準備しておくべきです。

まだまだ厳しい時代です。

得るものは得・抑えるものは抑え・リスクにも備えを厚くして良き1年に致しましょう。
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