高年齢雇用継続給付金の手続きを3名分依頼された。
簡単な事務代行だと思ってお伺いすると、ナント、通勤手当の支払い方が3名とも違う。
①毎月定額を支払うパターン
②現場への直行直帰に関わる通勤手当を翌月に支払うパターン
③3ケ月分の通勤手当をマトメて支払うパターン
と3通りあり、3人とも全てパターンが違う。
しかも、毎月の賃金は月末締めの当月25日支払いという先払い方式。
少人数ならまだ良いが、100人以上の規模となると、コレじゃあ事務が複雑過ぎ、ミスが生じたり、不要な時間が必要となってしまう。俗に言う「目に見えないコスト」を発生させてしまっている。
会社組織の原則は「Simple is Best」であり、複雑なことは間違えていると考えた方が良いのにナ!! 少人数のときにはお互いの顔が見えるから、どうしても個人的要素を考慮するウェイトが高くならざるを得ないが、30~50人規模を超えたあたりからは個人的要素を考慮することを出来る限り避け、統一的かつシンプルなルールで運営するようにして、組織作りを中心にした方が会社運営は上手くいくのにナ!!そうしなければ、不要な誤解を招き易く、労働紛争の種ともなりかねない。