厚生労働省では、ワーク・ライフ・バランスの実現を目指し、長時間労働の抑制や年次有給休暇の取得促進に取り組む中小企業事業主の皆さまや中小企業団体を支援するため、助成金を支給しています。

[職場意識改善助成金]
 ●助成対象
  雇用する労働者の年次有給休暇の年間平均取得日数が9日未満または月間平均所定外労働時間数が10時間以上であり、労働時間等の設定の改善に積極的に取り組む意欲がある中小企業事業主

 ●助成内容
  取り組みに応じて助成コースを選ぶことができます。
  (1)職場意識改善コース
    <支給対象となる取り組み>
     ・労務管理担当者に対する研修
     ・労働者に対する研修、周知・啓発
     ・外部専門家によるコンサルティング
     ・就業規則・労使協定等の策定・見直し
  (2)労働時間管理適正化コース
    <支給対象となる取り組み>
     ・労務管理用ソフトウェア
     ・労務管理用機器
     ・デジタル式運行記録計(デジタコ)
     ・テレワーク用通信機器 など

 ●助成額
 取り組みに要した経費の一部について、成果目標の達成状況に応じて支給します。
   <計算方法>
    「対象経費の合計額の1/2」×「成果目標の達成状況に応じた補助率」

   (補助率)
    ・成果目標を2つとも達成:   3/3
    ・成果目標のどちらか一方を達成:2/3
    ・成果目標のどちらも未達成:  1/3
   (上限額)
    ・職場意識改善コース   :20万円
    ・労働時間管理適正化コース:60万円

【助成金の概要】
http://krs.bz/roumu/c?c=8711&m=37252&v=253fb6f5

【都道府県労働局一覧】
http://krs.bz/roumu/c?c=8712&m=37252&v=10d200a6


[労働時間等設定改善推進助成金]
 事業主団体としてのネットワークを活用して、傘下の事業場に対する相談、指導その他の援助の事業を自主的に行う中小企業事業主の団体に、その事業の実施に要した費用の一部を助成します。

【詳細はこちら】
http://krs.bz/roumu/c?c=8713&m=37252&v=b55990a8