平成22年3月分(4月納付分)~

 協会けんぽ健康保険料率がかつてない率で、引き上がる見通しである。

 全国平均9.34%(現行8.2%)

▼背景、口実としては、

・景気悪化による被保険者の報酬減に伴う保険料収入減

新型インフルエンザの流行等による医療費の増大等で収支が大幅に悪化

■40歳以上65歳未満の介護保険料率についても、
1.5%(現行1.19%)に引き上がる見通し。

★コメント
上記の要因だけだとしたら、あまりに無策である。
「私はあまり病院に行ってない」という人も少なくない。

△考えられる他の検討事項
1.医療費、薬代は高すぎないか?
2.
保険料未納問題の回収はどうなっているのか?
3.保険料は未納でも給付はするシステムはおかしくないか?
4.組織改変が無意味ではなかったのか?
(協会けんぽ、年金事務所)
5.役所にムダが多くないか?
他にももっと根本的な原因があるだろう

▼不景気で、現段階でも社会保険料が高すぎて困っている
中小企業も少なくない。

△なにもせず、馬なりで収支悪化ということだけで、
保険料だけあげるなどあまりに無能である。


東社会保険労務士事務所HP