2009年 7月の記事一覧
■職場の中で、円満な早期解決を図ることが最善策
▲一般的に費用と時間がかかる裁判は、できれば避けたい。
●職場環境、社会環境の変化に適応した就業規則の見直しが重要
1.労働に関する新しい法律の施行や改正
2.非正規労働者の増加や社会環境、経済環境の変化など
頻繁に見直す機会があることに注意
▲何年も見直しを行っていない企業は要注意!
既に法律違反になっているかもしれません!
→就業規則がないのと同じく、モチベーションの低下やトラブルの原因
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★安心して働ける職場づくり
=高いモチベーションをもっていきいき働ける⇒生産性の工場!!業績アップ!!
▼経営者の中には、就業規則の作成は時間、費用が
かかるばかりではなく、経営の自由度が狭まるのではないか
と考える方もいる。
▲しかし、就業規則の作成は、トラブルの未然防止だけではない。
もし、勤務態度、成績が悪いからといって、経営者の一存で、賃金の引き下げや
解雇が行われる職場があったとしたら、労働者は安心して働けるでしょうか?
●賃金、労働時間などの明確なルールがあれば、
労働者はこれにそって安心して働けるし、経営者も安心してその手腕を発揮できる。
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就業規則作成のメリット
1.経営者と労働者間の労働条件に対する解釈の相違を防止
▲就業規則を作成していないと労働条件が不明確になり、
労働条件について労使双方、自分の都合のいいように解釈してしまったりする。
言った・言わない、聞いたはずだ・いや聞いていないということが、頻繁に発生する。
2.労働条件の法律違反を防止
(労働基準法、労働契約法等)
●きちんとした就業規則を作成し、労働者に周知すること
により、起きなかったであろう無用のトラブルも少なくなる。
(労働基準法、労働契約法を踏まえて、)
職場全体のルールづくりの第一歩
■一番重要なのは、会社の憲法である就業規則!!の作成である。
会社の憲法=経営者、労働者が共に守らなくてはいけない職場全体のルール。
●経営者と労働者が共に納得して作成した就業規則は、
職場のトラブルを未然に防止する一番の特効薬である。
■そのためには、経営者と労働者との取り決めを定めた
次の2つの法律を理解することが必要である。
1.労働基準法
・労働者の労働条件の最低基準を定めた法律
2.労働契約法
・職場トラブルの未然防止を目的とし、労働条件等に関するルール
を定めた法律
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職場トラブルを未然に防止するためには
(企業発展のシナリオの第一歩)
●経営者と労働者が共に納得した
職場全体のルールづくりをした上で、
経営者と個々の労働者による労働条件等の取決めを行うこと
が必要である。
●これは労働者がいきいきと高いモチベーションをもって
働ける職場づくりの第一歩!!となり、
企業が発展するための重要なポイントとなる。
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■職場トラブルが起きる原因と影響
トラブルによる企業リスクは、訴訟リスクだけではない。
■職場トラブルが起きる原因
1.労働契約、就業規則等の問題
2.労働者個人の問題
3.コミュニケーション不足
4.モチベーションの低下
■職場トラブルの影響
1.人材流出
(1)会社の未来を担う若い労働者が雰囲気になじめずに辞めてしまう。
(2)せっかく育てた優秀な技術技能を持った人間が止めてしまう。
2.生産効率の低下
3.売上・利益の減少
★職場トラブルの多い職場では、業績悪化にまで影響が及ぶ。
職場のトラブルが引き起こす企業のリスク
残業代未払い問題、名ばかり管理職問題などで裁判にまで至ると
多大な時間、費用を費やすばかりか、
企業イメージを悪くし、国民からの信頼を失う。
●職場のトラブルによる訴訟は企業の死活問題である。
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トラブルの原因の多くは次のケースによる。
1.経営者が労働者に対し、労働条件(労働時間・賃金・退職・解雇等)を
明示していない。
2.就業規則を作成していない。
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1.平成20年度全国労働相談件数:100万件超
経営者と労働者のトラブルが、いかに身近にたくさん起きているかを示している。
2.相談内容の内訳
職場トラブルの内容は深刻化している。
1位.解雇、雇止め、退職勧奨など雇用の終了に関するもの:25%
2位.業績不振による経営悪化を理由とした労働条件の引下げ:13.1%
3位.いじめなどのパワーハラスメント:12%
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次のいずれかに該当する場合、いつ職場のトラブルが発生してもおかしくありません。
1.残業代を全額支払っていない。
2.一方的に賃金を引き下げた。
3.勤務態度が悪かったので、当日クビにした。
4.就業規則を作成又は更新していない。
5.個別労働契約書を作成していない。
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